従来とは異なる、前向きな閉館キャンペーン。
時間をかけて「新宿ミロードらしさ」を伝える。
【加賀】「商業施設の閉館」と聞くと、業績不振の印象を持たれがちです。しかし新宿ミロードの場合は再開発による閉館であり、業績は好調の中での決断でした。その点を誤解なくしっかりと伝え、「在庫処分」「売りつくし」といった従来の閉館キャンペーンとは一線を画したいという考えから、早めにプロジェクトをスタートする必要性を感じていました。キャンペーン期間は2024年10月4日〜2025年3月16日ですが、プロジェクトが始動したのは2023年4月、ちょうど大谷さんが新宿ミロードに配属になった頃だったよね。
【大谷】そうです。入社前から新宿ミロードで買い物をしていたので、閉館プロジェクトに携われることに「ありがたい」という気持ちでした。実際にプロジェクトがスタートすると不安だらけでしたが、まず加賀さんとプロジェクトの軸となるコンセプトを考えました。新宿ミロードの40年を象徴する、「明るく」「楽しく」「等身大」といった、ぶれないキーワードがあったので、そこから「新宿ミロードらしく、明るく前向きに終えること」に決まりました。
【早坂】私も入社前から新宿ミロードのファンだったので、2023年に入社してすぐにこのプロジェクトに携われることが嬉しかったです。ショップのみなさんにご協力いただく業務も多くありましたが、新宿ミロードにぴったりなコンセプトだったので、お伝えしやすかったです。
【加賀】早坂さんは入社1年目でしたが、お客さまやショップスタッフに一番近い世代。SNSでどんな表現が響くかを知っている人に担当してもらうのがよいと思い、SNS担当をお願いしました。
