海外生活を一変させた、ショッピングセンターとの出会い。
学生時代はニュージーランドに半年間留学をしていました。物事の捉え方やコミュニケーションの取り方など異文化ならではの経験を積むことができたのですが、思うように意思疎通できない日々の中でホームシックにかかってしまって。その時、せめて自分の部屋くらいは落ち着ける空間にしたいと思い、ある日大型のショッピングセンターに行きました。店内は1日では回り切れないほど広く、遊園地のようにカラフルな内装に、見たこともないアイテムの数々。日常生活の中に“非日常”を与えてもらったような衝撃を受け、そのショッピングセンターに何度も通いました。買い物をしては自分の部屋を飾り付けることを繰り返すうちに、ホームシックは解消されていました。当時の私のように、人をワクワクさせる売り場づくりをしたい。それがSC業界に興味を持ったきっかけです。就職活動の軸としていたのは、地域密着を実現できる商業施設づくりをできるかどうか。単に必要なものが手に入る場ではなく、その地域の方々に愛される空間をつくれる会社に入りたいと思って活動する中、小田急沿線の広いエリアで、地域性に合わせた施設を数々展開する当社を知り、入社に至りました。